映画好きには利用者も多いミニシアター。
ミニシアターでは、そこでしか扱っていない作品が観れるのはもちろん、ちょっと懐かしい気持ちに浸れることもあります。
スクリーンがいくつもあって広さもある大手映画館もいいけれど、たまにはミニシアターでしっぽり映画を観るのも良いですよ♪
今回は東京都内にあるミニシアターについて5館紹介いたします。
東京都内おすすめミニシアター5選
シアター・イメージフォーラム
渋谷にあるミニシアターです。
ここでしか上映していない作品が多数あるので足を運ぶだけの価値があります。
おしゃれなコンクリートの建物は外観から素敵だし、館内のパンフレットや本の展示の仕方もユニーク。
上映している作品もとても個性的。
また、カンヌ映画祭などでも評判の作品が上映されたり、普通の映画館ではちょっと上映しにくいような作品も上映されるのでマニアックな映画が好きな人でも満足できるのではないでしょうか。
ヒューマントラストシネマ
落ち着いた雰囲気でゆったりと見ることができるミニシアター。ポテトやホットドッグなどのフードもボリュームたっぷりで美味しいです。
小規模の映画館といっても立派なテアトルなので、懐かしい雰囲気に浸るのは難しいかもしれません。
でも作品をじっくりと観るのには向いているなーと感じています。
テアトル新宿、シネ・リーブル池袋と同じテアトルシネマグループの映画館です。
早稲田松竹
名画座としての老舗として外せない存在だと思います。
わざわざ高田馬場に出向いて、この映画館で2本立てで古い映画を観ると、映画の世界に没頭できます。
週末の夜でも混雑している印象はなく、ゆったりとした気持ちで映画に浸れるのもミニシアターの良いところ。
早稲田松竹では上映プログラムが1週間ごとに変わるので、毎週映画を観に行く楽しみが増えますよ。
チケット1枚で2本の映画が観られるというお得感もあります。
ユーロスペース
こちらも渋谷にあるオシャレでスタイリッシュな空間です。
自主製作映画などの上映会や映画監督や俳優のトークショーなどもありとても楽しい場所だと思います。
ごみごみした渋谷の中にありますが、ここに入れば静かに映画の世界に浸れます。
邦画もありますが、おすすめはヨーロッパの名作。出会えた時はなんとも言えない気持ちになってしまいます。
また、1Fのカフェもおしゃれで、上映前の腹ごしらえに使いやすいのでお一人様にもおすすめです。
神保町シアター
映画だけでなくお笑いライブも楽しめるのがこちらの神保町シアターです。
神保町花月という劇場と一緒になっていて、芸人さんたちのお芝居を見ることができます。
3月8日までソイアター改修工事が行われていますが、リニューアル後は新しい映写機と音響機器(一部)でまた映画が楽しめますよ。
邦画がメインですが、個人的には2017年に神保町シアターで見れた「シュート!」がよかったですね。
SMAP主演の映画ですが、子供の頃に観た記憶がありすごく懐かしい気持ちに浸れました。
大きな映画館とミニシアターで観る映画は違う?
大きな映画館と小規模なミニシアターでは上映されている作品も違いますし、感じられる雰囲気も違います。
個性的なインテリアや雰囲気のミニシアターが多いので、大きな映画館との違いはすぐに感じられるはず。
逆に「映画見にきてるぞ!」という感じもして、思いっきり映画の世界に浸れますよ。
特に、私がミニシアターを利用するのは映画館のスクリーンで観てみたい古い作品が上映されている時。
古い作品はミニシアターのここでしか上映されていない、という事が多いので、その上演に合わせて出かけるほどです。
また、家のテレビが大きくないので、「一度は映画館で観てみたいな」という作品が上映された時も行きます。
ミニシアターで観た作品は想い出に残る!
映画にあわせて想い出ってあると思うのですが、ミニシアターで観た映画は特に想い出に残りやすい気がします。
やはり雰囲気のせいなのでしょうか。
例えば、ユーロスペースで観た「白夜」。いつかスクリーンでみたいと思っていた作品でした。
劇場に貼られたポスターも美しく、スクリーンでみる色や、ざらりとした質感のようなものが、やはり映画館でみてよかったと思わせるものでした。
映画館で観たいけれど大きな映画館では上映されていない、かといってレンタルして家で観たい作品ではない…そう思うと、また上映されることがあったら観に行きたいなと思ってしまいます。
また、ヒューマントラストシネマ渋谷で少し過激な内容の映画を観た時のこともよく覚えています。
友達を誘いたくても誘えず、結局一人でドキドキしながら鑑賞しましたが、映画館で映画を観るという雰囲気を独り占めできたのがすごくよかったです。
まとめ・ミニシアターってとても良い!
ミニシアターにはその場所、そのときにしか観られない作品があります。また、上映する側のポリシーというか、プライドのようなものが感じられます。
映画館に入るところから、その映画館ならではの味わいがあって、作品を観た想い出の一部を作り出してくれるミニシアター。
その場所にしかない魅力をぜひ感じてみてください。